奈良の年間イベント情報

2017年1月9日 │

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■1月~3月

・大安寺「除夜の竹明り」
開催日時:1月1日0:00~
場所:大安寺

除夜の鐘の響きとともに本堂では大般若会が修されて、「松三宝昆布挟みの儀」が執りおこなわれ、護摩堂では越年の護摩が焚かれます。また境内には108本の竹明かりが灯されます。

・西大寺「新春大茶盛式」
開催日時:1月15日
場所:西大寺

鎌倉時代から催されている茶儀です。高僧、叡尊が正月の修正会の結願のお礼として献茶をされ、その折に参拝の民衆にもお茶を振舞ったことが始まりです。
戒律によって酒を飲まないので、酒盛りに代わって「茶盛」と称されます。 現在では、僧侶が直径30cm以上もある大茶碗にお茶を点て、参加者に振舞います。お茶を回し飲みする様子は、とても有名です。

・大安寺「光仁会(こうにんえ)がん封じ・ささ酒祭り」
開催日時:1月23日
場所:大安寺

毎年1月23日に光仁会が行われます。この法会は風雅な青竹づくしの祭儀で光仁天皇ゆかりの、「笹酒」の接待が行われます。これは「がん封じの笹酒」として、広く知られています。
光仁天皇は不遇な白壁王時代に、しばしば大安寺の竹林にて浄竹を伐り、酒を注いでお召しになり、中国の故事にいう「林間酒をあたためる」風流を催されて無病息災を保たれました。これにあやかり、悪病難病を封じ、健康に過ごそうと催されるのが笹酒祭りです。
遠方からの訪問も多く、古都奈良の新春の風物詩となる行事である。

・奈良公園若草山「若草山焼き」
開催日時:1月 第4週 土曜日 ※2013年は1/26 雨天時は2/2(土)に延期
場所:奈良公園若草山

若草山焼き行事の起源には諸説ありますが、三社寺(春日大社・興福寺・東大寺)の説によれば、若草山頂にある前方後円墳(史跡:鶯塚古墳(※注1))の霊魂を鎮める杣人(※注2)の祭礼ともいうべきものとのこと。このほかにも若草山を年内もしくは翌年の1月頃までに焼かなければ、翌年に何か不祥事件が起こると考えられていたことや若草山一帯をめぐる春日大社・興福寺と東大寺の領地争いがもとであるなどの説や、あるいは春の芽生えを良くするための原始的な野焼きの遺風を伝えたものであるという説もあるようです。
現在は観光行事としてはもちろん、火災予防のための役割も果たしています。約33ヘクタールの全山に火がまわり、冬の夜空に山全体が浮かびあがるさまは壮観です。

※注1・日本で最も高い所に築造された前方後円墳で、全長103m、前方部幅50m、後円部径61mの規模をもち周辺には円墳、方墳などが3基ほど確認されています。
※注2・そまびと きこり 木を切る職業

・春日大社「節分万燈籠」
開催日時:2月3日(節分の日)18:00~20:30
場所:春日大社

春日大社の境内3000基にも及ぶ燈籠は、800年前の昔から今に至るまで、藤原氏をはじめ一般 国民から奉納されたもので、2月の節分と8月14・15両日の夜、これら全てに火が入れられます。

・東大寺二月堂「節分(豆まき)」
開催日時:2月3日(節分の日) 14:00~
場所:東大寺二月堂

・興福寺「涅槃会」
開催日時:2月15日
場所:興福寺

10時から興福寺本坊の北客殿で行なわれます。誰でも参拝でき、甘酒の接待もされます。

・東大寺二月堂「だったん帽」
開催日時:3月15日
場所:東大寺

二月堂では、修二会が満行した15日の朝、「だったん」の行で錬行衆がかむっていた帽子を子供の頭に被せて、健やかに育つように願う「だったん帽子いただかせ」が行われます。

■4月~6月

・帯解寺「小野小町忌」
開催日時:4月24日
場所:帯解寺

安産祈願で全国的にも有名な帯解寺。小野小町忌とは、平安時代の絶世の美女と謳われた”小野小町”を偲び、参拝する人々が『心の美人』となって幸せに生きられるよう毎年4月24日に営む法要です。
江戸時代、当山境内に存在した「小町の宮」の跡地に、平成14年 石碑を建立し開眼法要を営まれました。平成16年には小町の舞の舞踊奉納をしていただき、翌年には小町の一刀彫りの人形が祠に納められました。
現在では、小町の祠前で法要が行われ、その後、本堂南側にて坂本流による七小町の舞が奉納されています。また普段は閉められている祠の扉も開けられ、小町人形を拝観できます。

・おふさ観音「春のバラまつり」
開催日時:5月15日~6月30日
場所:おふさ観音境内

・當麻寺中之坊「練り供養」
開催日時:5月14日
場所:當麻寺

蓮糸を染めて曼陀羅を織ったといわれる中将姫を西方浄土から迎えに来る様子を表現。16時から雅楽や読経が流れ、西日が差すなか、本堂を西方極楽浄土、裟婆堂を人間界に見たて、その間にかけた来迎橋を観世音菩薩が25菩薩を従えて練り歩き、17時すぎまで行われます。
練供養会式の根源は同寺にあると言われ、大衆を浄土信仰に導く為に始めたものと伝えられています。

・唐招提寺「うちわ撒き」
開催日時:5月19日
場所:唐招提寺

750年あまり昔から行われています。うちわまきの名前で知られていますが、正式には、梵網会(ぼんもうえ)と呼ばれ、唐招提寺中興の祖とされている覚盛(かくじょう)上人(1194-1249)の命日の法要です。

・「ムジークフェストなら2013」
開催日時:6月14~30日
場所:奈良市を中心にホール、社寺など

・「奈良オクトーバーフェスト2013」
開催日時:2013年6月21日~30日 16:00~22:00 土日11:00~22:00(ラストオーダーは21:30まで)
場所:奈良公園 登大路園地

ドイツビールの祭典「オクトーバーフェスト」が奈良県で初開催されました。美味しい本場のドイツビールとソーセージを味わえます。
家族や友達・カップルで、飲んで食べ歌って踊って、本場の雰囲気に触れながら、ドイツの文化を楽しめます。

■7月~9月

・「ライトアッププロムナード・なら」
開催日時:7月13日~9月29日
場所:奈良公園一帯・平城京朱雀門など

・「風鈴まつり」おふさ観音
開催日時:2013年7月1日~8月31日 7:00~17:00(入場は16:30)
場所:おふさ観音境内 拝観料等:300 円

・「揺れ太鼓・つり橋まつり2013」
開始日時:2013年08月04日 16:00~21:00
場所:谷瀬のつり橋 特設会場

長さ297m、高さ54mの生活用鉄線橋では日本一の谷瀬のつり橋。そんな日本一の谷瀬のつり橋上で揺れながら打つ和太鼓演奏もあります。当日は大花火大会も開催されています。

・なら燈火会
開催日時:8月5日~14日 19:00~21:45 ※東大寺鏡池周辺は13日・14日、春日大社参道は14日のみ
場所:奈良公園一帯

世界遺産に囲まれた奈良公園が会場のイベント。約2万本のろうそくを楽しめます。猿沢池、浮雲園地のほか、東大寺鏡池、春日大社参道を含む9つのエリアなどを、灯りで彩る火の祭典です。献灯体験ができる一客一燈もあります。

・東大寺「大仏さまお身拭い」
開催日時:8月7日
場所:東大寺

東大寺の大仏殿で、大仏さまのほこりを払い、お身体を清める恒例行事が行われます。大仏さまの魂を抜く作法のあと、白装束の僧侶や関係者らがはたきなどで丁寧に大仏さまのほこりを払います。

・春日大社「中元万燈籠」
開催日時:8月14~15日
場所:春日大社

・高円山「奈良大文字送り火」
開催日時:8月15日
場所:高円山

・「全国金魚すくい選手権」
開催日時:2013年8月18日 開場 8:30
場所:奈良県大和郡山市

金魚の街として有名な大和郡山市で、「金魚すくい」にルールを定めてスポーツ化した夏の恒例の「全国金魚すくい選手権大会」が開催されています。
個人戦(小中学生の部、一般の部)と団体戦に分かれ、「ポイ」と呼ばれるすくい網で3分間に何匹すくえるかを競いあいます。

・采女神社「采女祭」
開始日時:中秋の名月 17時~(2013年は9月19日)
場所:采女神社

■10月~12月

・春日大社「鹿の角きり」
開催日時:10月12日~14日
場所:春日大社境内鹿園

・奈良国立美術館「正倉院展」
開催日時:2013年10月27日~11月12日
場所:奈良国立美術館

正倉院は普段は非公開であるが、年に1 度、奈良国立博物館で御物の特別 展示が行われています。宝物には、聖武天皇遺愛の品や東大寺の法会に使用された法具など中国の珍器、ペルシャ、インドの工芸品なども含まれ、国際色、種類ともに豊富です。

・春日大社「春日若宮おん祭り」
開催日時:12月15日~17日
場所:春日大社

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この記事を書いた人:

中山 要

元奈良本社の店長で、現在は京都支店長。スピーディーできめ細やかな対応力が武器です!

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